在宅勤務で何を得たのか(2020年5月初旬時点)

筆者の勤務先が先週より、在宅勤務となり(といっても隔日出社なので、完全な在宅ワークとはいえないかもしれませんが)、家にこもって業務をするようになりました。

しかも、コロナ感染のピークのさなかにあるため、コワーキングスペースに行くわけにもいかず、家庭内の5畳の部屋にこもりきりのまさしく「在宅勤務」となります。

幸い、家には通信環境をそろえており、セキュリティの担保された会社のシステムを使いこなせる状態なので、内勤に関しては出社時と同様の業務をこなせますが、各個人のの通信環境を考慮すると、個人ごとのばらつきは否めず、FACE TO FACEを抜きにしたコミュニケーションにならざるを得ません。

そうなると、以下のような変化が起こっているのではないか、と思うようになりました。

【メリット】

① 上司とのコミュニケーションがメールやSNSに限られる⇒顔色をうかがうことがなくなり、意思伝達がドライにできる。

② 離れている分、思い付きによる業務指示を行う余地がなくなる。

③ 電話連絡等が大幅に減り、資料作成や仕事に関連する情報収集に集中できる。

④ 仕事環境を自分に合うようにカスタマイズできる。

⑤    自分に合った「職場」環境や適度な人との距離感から、プレッシャーを感じにくくなり、パニックになりにくくなる。

 

【デメリット】

① お客様相手の商売をしているので、広報物作成に支障が出る。

※ データの作成はリモートでできるが、印刷、パウチ加工、現場への貼りだしは出社する必要がある。

② 重要案件の上司や関係部署への根回しにノンバーバルコミュニケーションが通用しない。

⇒ 阿吽の呼吸がものをいう意思決定に支障がでるかも。

今のところ、こんな感じで整理してみましたが、非常事態宣言も延長される見込みで、在宅ワークと出社の繰り返しはあとしばらく続くと思われます。そうすれば、変化のポイントや課題がさらにあぶりだされるかもしれません。

 

いずれにせよ、なかなか進まなかったテレワークが外部環境によって強制的に進められたことは、働き方を大きく変えるきっかけになったかもしれません。何よりも、顔色をうかがうことなく、自分にあった環境にカスタマイズしてマイペースで進められるようになったことは大きいかもしれません。

 

つい先日まで、本業が忙しく、開業準備がおろそかになっていましたが、改めて、将来の開業に向けて勉強していきたいと思っています。

 

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