事務所の選定について
今は地固めが不十分という理由で一旦キャンセルになってしまったが、今年に入ってから何度も岡山に足を運んで事務所兼自宅に最適な賃貸物件をあたっていた。
ちょうど予算を若干超える程度ではあったが、岡山、倉敷、そして四国へのアクセスに抜群なポジションの物件を見つけ、申し込みまではしたが、諸般の事情からキャンセルすることとなった。
個人的には悔しい気持ちがあるが、これも運命と思って割り切るしかないだろう。
じゃあ、空き家になっている実家を事務所にしたら、という意見が出るかもしれないが、実家については、築50年以上が経過しており、雨漏りがひどく、外壁の損傷が激しいため、これ以上住み続けるには建て替えが必要な点と、倉敷駅から徒歩15分と利便性が高く、土地価格だけでもかなりの金額にのぼる点に加え、共有者である兄からは持ち分2分の1を時価で買い取れ、と条件を付けられたため、売却しかない、と判断した次第です。(ほかにアイデアがあれば、ご教示いただければ幸いです。)
先日、ある先輩行政書士先生の話をお伺いすることがあった。
その先生曰く、自宅開業はお勧めできない。賃貸オフィス(ブースではない)を借りなさい、とのことでした。
理由を羅列すると
- 賃貸オフィスであれば、顧客の信頼が高い。
- 自宅開業だと、トラブルがあったときに家族が狙われる。
- 地方であれば、駐車場は必須
以上のようになりますが、ほかの先輩行政書士先生のサイトを垣間見たり、知己の税理士先生のアドバイスを勘案すると、最初は自宅開業にして、軌道に乗ってから単独で事務所を構えるべきだ、という先生方も多々いらっしゃいます。
自宅開業のメリット
- 賃貸料がかからない。(持ち家の場合)
- 子育て中の場合は、子供に向き合いながら仕事ができる。
- オフィスを構えなくとも、カフェで打ち合わせをする手段がある。
- 家事と両立できる。
- 平日のラッシュアワーに巻き込まれない
この点につきるのではないでしょうか。
とはいえ、セキュリティの問題は家族を巻き込むことになりかねないので、先輩行政書士先生のご意見を尊重し、じっくりと戦略を練っていきたいと思います。